みなさんの大切なワンちゃん猫ちゃんに、マダニがついているのを見かけたことはありませんか？
そのマダニ、実は大きな病気につながる危険性があるんです。
マダニの中には、ウイルスを保有しているものがいます。
そのマダニに咬まれると、重症熱性血小板減少症候群（SFTS）と呼ばれる感染症にかかってしまうことも…
今回は、そんな身近な犬･猫の病気「SFTS」の症状や、受診の目安についてご紹介します。
「SFTS：重症熱性血小板減少症候群」ってどんな病気？
SFTS：重症熱性血小板減少症候群とは、ウイルスをもつ“マダニ”に吸血されることにより感染する、ダニ媒介感染症のこと。
- 意識障害
- 出血症状
- 発熱
- 消化器症状（食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛）
など、人間にも重篤な症状を引き起こす怖い病気です。
2020年に、静岡県でも2件発生。二匹の猫ちゃんがSFTSによって亡くなっています。
愛犬･愛猫の感染を防ぐためのヒント
みなさん、大切なワンちゃん猫ちゃん、ノミダニ対策していますか？
感染症を引き起こす原因であるマダニは、やぶや草むらなどに隠れています。なんと！都会の公園や河原も生息地帯なんです。
少しでも緑のある場所に近づく場合には、必ずノミダニ対策が必要です。
感染を防ぐにはどうしたらいいの？
感染を防ぐために、こんなことに注意しましょう。
- 散歩の際に山野や草むらに入る場合は、長袖長ズボン・帽子を着用する
- 散歩後は、ペットはもちろん人間もマダニに咬まれていないか確認
- 被毛の薄い目・鼻・耳・指の間などを重点的にチェック（かなり小さいマダニもいます）
- もしも咬まれていた場合は無理に引き抜こうとせず、必ず医療機関へ
- 咬まれてしまった場合には、体調のチェックと変化があれば医療機関へ
心配な方は、星の動物クリニックへぜひお越しください！
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【診療時間】 平日：午前 9:00 – 12:00 / 午後 16:00 – 19:00／土曜：午前 9:00 – 12:00 / 午後 13:00 – 17:00
不安な方、症状が出た方。星の動物クリニックへお越しください
島田市では、山や野畑も多いため散歩の際にマダニに咬まれてしまう危険性が高いです。
実際に、浜松市では猫で5例。静岡市では犬が２例。静岡県内で人間への感染も3例認められています。
ワンちゃん猫ちゃん、気になるこんな症状ありませんか？
もし、愛犬や愛猫に普段とは違った症状
- ぐったりしている
- 元気がない
- 食欲がない
- 痒がっている
- 傷ができている
などなど…小さなことでも、気になったらぜひ星の動物クリニックまでお越しください。
SFTS予防のお手伝いもしています。罹る前の予防が何よりも大切です。ぜひお気軽に、御来院くださいね。
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